タタラ成形 – 長角口太足付皿の作り方

我が窯元最大のヒット商品 !?

ある程度の重みはありますが口元が太いと迫力が増しインパクト絶大です。

最近の食卓はシンプル…、スタイリッシュに…、とそぐわなくなってきておりますが、
我が窯元は「これで」ここまで続けさせて頂けたと言っても過言では御座いません。
まだまだ昔の荒々しさが「イイの」っとおっしゃって頂いている方がおられると信じ、続けて行かさせてもらいます。

工程-あたり

一定の厚みにしたタタラの土に型紙をあて先ずは「あたり」をつけます。

より

土の「より」を用意して粘土を溶いた泥でくっつけていきます。

口太

4面を手で慣らしながら、しっかり「口太」にしていきます。

出来あがったらもう一度型紙をあて半分切り、残りの土を「裂いて」味わいを「技」と出します。

削る

表面に石が吹き出やすいようにカンナで土を削っていきます。

淵を曲げる

水で奇麗になめした後、淵を使いやすいような皿に曲げて、戻らないよう口に「あて物」あてます。

高さを揃える1

高さを揃え、一定になるよう製品にしていきます。
(1日目終了)

 

次の日、ある程度、硬くなり底の足を付けていきます。

高さを揃える2

最後にも高さを揃え、完成です。

焼成そして完成

ページ上部へ戻る