おかみさん手帖

不妊治療

不妊治療


エドはるみさんが、不妊治療をするとのこと。
金スマと言う番組を観ていて知った。 私は、表立って応援している。
写真は、『あぶり』と、言う作業。
急に温度を上げると、陶器が割れてしまうので、まずはメラメラあぶって、扉を閉めて温度を管理していく。
まるで、暗い感じが 不妊治療中の気分の様。
私の治療期間は詰めると、6年ぐらいで、今思えば 「アッ!」っと言う間ですが、当時は長く感じたものです。
以前、ラジオで女性歌手が
「35歳過ぎると、羊水が腐る」と、言い 批判されていた。
私は、批判はしないが、その言葉が、頭の中をグルグル回っていた。
私達夫婦の結婚後、3年のちに父ちゃんの友人が結婚した。
数か月後、当時住んでいた京都市伏見区の “とれとれ寿司” で、回るずしを二人で食べていると
「香代ちゃん、黙ってるのも 聞いたときに、黙られてたと悲しんだらアカンし、言うけど
ひろちゃんち、赤ちゃんできたって。」と、話してくれた。
私は、回るすしを頬張りながら、いっぱい泣いた。
私より、先に結婚している友人に赤ちゃんはできていない。
でも、その子は 写真のように暗くなく、いつでも可愛い笑顔で朗らか。
私に、子供ができたときには、信楽まで来て 長男を抱っこしてくれて帰っていった。
心底、子供が大好きな友人。
とても悩み続けているだろうに、友達に頭が上がらない。

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