おかみさん手帖

初老

初老


父ちゃんは初老だ。
男性の42歳が厄年で、その前後が 前厄、後厄と、言う事は知っていたが
“ 初老 ” は、信楽に来て初めて知った。
私の知る限りでは、厄年男子は 小豆系のお菓子を知人縁者に配り歩き、皆に食べていただいて
厄を散らす。
実家の近くの和菓子屋さんには、 “ 厄除け饅頭 ” なるものが売られていて
饅頭を配る日に合わせて、[厄除]と、焼き印された饅頭を作ってもらえる お店がある。
私は、厄だとか、大殺界だとか気になりまくる性格です。
若かれし頃は、友達と 東大阪にある、石切り神社まで 信頼している占い師さん or 神さんに
みてもらったものです。
結婚して全然 子宝に恵まれず、みてもらいに行った。
手の平をみながら 「あなた、子宮が冷えてます。改善するのは簡単で、お蕎麦屋さんに行ったら
冷蕎麦じゃなく、温蕎麦にするとか、コーヒーはアイスではなくホットを飲むようにしてみてください。」
なんて言われ、張り切って実行するのです。
馬鹿じゃないかと笑われるかもしれませんが、2ヶ月後にご懐妊☆
その、神さんが言うには
「夫婦は 上手くできていて、相手が悪い状態が続くときは、相方が その悪い気を吸い取るんですよ。
あなたが、大殺界だったとき、ご主人は健康な方だけど、体調を崩したりしませんでしたか?」
と、問われたことがある。
口に出すのも 何だか・・・。だったので黙って聞いていたけど、 その通りだった。
今、私が吸い取りはじめるのかな。
とにかく、他の初老さん含め、皆が無事で過ごせますように・・・
しかし、初老て。。。老人のはじまりて。。。なんだかな~~~

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